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    <title>アサシンの本棚</title>
    <link>https://assassin.kashi-hondana.com</link>
    <description>アサシンの本棚・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 アサシン工房.</copyright>
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    <item>
      <title>第39話　ネクサスの全貌 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40041</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌朝。
　ダニー、マティアス、デマーカスの3人が、アジトの作業台を囲んだ。
　デマーカスがタイラスの証言をもとに整理した情報を広げる。

　大量のメモ。
　手書きの図。
　コードや数字が書き込まれた紙。

「全部説明する。時間がかかるが、最後まで聞いてくれ」

「ああ」

「……ネクサス・コーポレーション。設立は戦争中、軍の委託研究機関として発足した。表向きは民間の医療技術開発会社だが、実際は兵器開発を専門にしていた」

　デマーカスが図を指した。

「核戦争後、政府が崩壊したことで、ネクサスは公式の委託先を失った。だが、研究は続けた。むしろ、政府の監視がなくなったことで、制約がなくなった」

「自由に動けるようになったということか」

「そうだ。今のネクサスは、表向きの看板もない。完全な闇の組織として動いている。財源もある」

「どこから？」

「戦争中に｜蓄《たくわ》えた軍の資金と、...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第38話　夜の情報 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40040</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　その夜、デマーカスがアジトに全員を集めた。

「急いで話す。重要な情報が入った」

　マティアス、ダニー、タイロン、カルロスが集まった。
　デマーカスが手書きのメモを広げた。

「今日の午後、俺の情報源からの連絡があった。カーバーが動いている」

「どういうことだ？」

　ダニーが尋ねた。

「当初、カーバーは本部への報告を遅らせていると俺は読んでいた。だが、そうではなかった」

「早く報告したのか」

「正確には、報告した上で自分で対処すると言い張っているらしい。本部の承認を取る前に、独自に動こうとしている」

「なぜだ？」

「プライドだ」

　マティアスが言った。

「カーバーは計算高い男だが、計算が外れた時は｜焦《あせ》る。今回の失敗を自分で取り返そうとしている。本部に頼れば、自分の能力に疑問符がつく。奴はそれを嫌っている」

「……それは俺たちにとって有利か、不利か？」

「両...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第37話　カルロスという男 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40039</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌日。
　マティアスはアジトの外の空き地で体を動かしていた。
　毎朝の習慣だ。傭兵として生きてきた間、一日も欠かさなかった。
　体を動かすことは生存のためだ。
　感情ではない。機能の維持だ。
　そう思っていた。

　しかし最近、体を動かしながら、頭が静かになる感覚があった。
　何も考えない時間が、少しだけ好きになっていた。

「……邪魔していいか」

　カルロスの声だ。
　30代前半のヒスパニック系で、レッドバイパーズのリーダーだった男。
　今は、少し｜遠慮《えんりょ》がちな目をしていた。

「構わない」

「俺も体を動かしたくてな。隣でやっていいか？」

「好きにしろ」

　カルロスが隣に立った。
　軽くストレッチをしながら、マティアスの動きを見る。

「お前、強いな。あの戦いの動きを見てたぞ」

「お前は強みが違う。格闘よりも頭で動く。リーダーとしての動き方だ」

「……買いかぶりだ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第36話　タイラスの遺した情報 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40038</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　アジトに戻ったのは夕方だった。
　デマーカスが作業台に向かっていた。
　タイラスの証言から得た情報を整理し、さらに独自の情報網を使って肉付けした、手書きのメモが広がっている。
　数字と名前と矢印が書き込まれている。
　マティアスも隣に座った。

「何か分かってきたか？」

「ああ、かなり見えてきた」

　デマーカスが書類を開いた。

「タイラスは死ぬ前に話してくれた。ネクサスの規模、目的、施設の分布——その情報をもとに、俺なりに整理した。全部が正確とは言えないが、おおよその｜輪郭《りんかく》は｜掴《つか》めた」

「規模は？」

「タイラスの話では、全国に10カ所以上の施設がある。俺が独自に調べた限り、少なくとも12カ所の可能性があることが分かった。スラムの施設はその末端の一つだ」

「末端というのは？」

「｜素《・》｜材《・》を集める拠点だ。スラムから人間を集め、基礎的な装置の埋め込...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第35話　タオ爺の話 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40037</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:33:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　昼間のチャイナタウンは、いつも通りに動いていた。
　路地の｜提灯《ちょうちん》。屋台の煙。
　老人たちが囲碁を打っている。

　ロンとカイが先に来て待っていた。

「来てくれたか」

「ああ。タオ爺は今日、話せる状態か？」

　ダニーが尋ねる。

「昨日より落ち着いている。ただ、覚悟して聞いてくれ。いい話ではない」

「分かっている」

　ロンが一行を路地の奥へ案内した。
　狭い路地を抜けると、小さな平屋の建物があった。
　外壁に龍の絵が描いてある。
　色は｜褪《あ》せているが、丁寧に描かれた絵だった。

　ロンが戸を叩いた。

「タオ爺、俺だ。ダニーたちを連れてきた」

　しばらくして、ドアが開いた。
　80に近い老人が顔を出した。
　小柄で背が丸まっている。しかし、目は澄んでいた。
　白い眉毛が長く、口元にも白い髭がある。
　老人がマティアスを見た。

「……この人が、金髪の傭兵か」...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第34話　束の間の静けさ - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40036</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:33:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃工場地帯の戦いから4日が経った。
　スラムは静かすぎるほど静かだ。
　シャドウクルーが崩壊し、レッドバイパーズが中立からブラッドハウンズ側に転じ、カーバーは撤退した。
　少なくとも今この瞬間、外からの脅威は消えていた。

　しかしマティアスは、この静けさを信じていなかった。
　嵐の前の静けさか、嵐の目の中にいるかのどちらかだ。
　どちらにせよ、長くは続かないだろう。
　それでもスラムの住民には、この4日間の休息が必要だった。

　朝、アジトの外に出ると、路地に子供の声がした。
　2人の少女が追いかけっこをしている。
　笑い声が路地に反響する。
　マティアスは立ち止まった。

（子供の笑い声を聞いたのは、いつ以来だろうか）

　戦いのない朝がある。
　ただそれだけのことが、奇妙な重みを持って胸に落ちた。

「マティアス、珍しいな。ぼーっとしてるなんてよ」

　後ろからダニーが来た。
　手...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第33話　スラムを守る者として - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39987</link>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:30:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　建物の外に出ると、冷たい夜風が吹いていた。
　広場に戻ると、ダニーが待っていた。

「カーバーは？」

「逃がした」

「……良かったのか？」

「今夜は、カルロスの家族の解放と、レッドバイパーズへの干渉停止を取れた。それで十分だ」

　その時、通信機が鳴った。

「ダニー、カイだ。南のアパートを確保した。カルロスの家族は無事だ」

「よかった！」

「カーバーの部下は？」

「2人いた。デマーカスが機転を利かせて、カルロスが命令を下したという芝居をさせた。それで｜騙《だま》せた」

「デマーカス、よくやった！」

「……命懸けの芝居だったがな」

　デマーカスの声がした。

「怪我はないか？」

「ない。ロンが傍にいてくれたから」

「そうか。全員、集合地点に向かえ。確認を取る」

　廃工場地帯の外。全員が集まった。
　ダニー、マティアス、タイロン、デマーカス、ロン、カイ、そして――カ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第32話　カーバーの影 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39986</link>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:19:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃工場地帯の北側。
　古い事務棟が残っていた。
　2階建ての、外壁が半分崩れた建物。

　マティアスはその建物の周囲を音もなく歩いた。
　2階の窓に、わずかな光がある。
　懐中電灯の光だ。誰かがいる。

（カーバーか、それとも別の伏兵か）

　マティアスは建物の裏に回り込んだ。
　裏口がある。扉は古い木製だ。
　鍵がかかっているが、マティアスはナイフを隙間に差し込んだ。
　少し力をかけると、錆びた蝶番が｜軋《きし》む音がした。

　マティアスは動きを止めた。
　上の階に、人の動く気配がある。

（気づかれたか）

　マティアスは音を殺してドアを開け、中に入る。
　1階は暗い。廃材が散乱している。
　階段が見えた。一段一段、体重を分散して上がる。
　｜軋《きし》み音を出さないように。

　2階の廊下に出た。
　突き当たりの部屋に光がある。そこに人がいる。

　マティアスは銃を構えながら廊下...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第31話　カルロスの真意 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39985</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 23:49:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　ダニーは、2人の強化された男と戦っていた。
　ダニーのボクシングのパンチが、男の顔面に連続して入っていた。

　左ジャブ、右ストレート——
　男の鼻が｜潰《つぶ》れ、血が｜溢《あふ》れた。
　しかし男は止まらない。
　強化された神経系が痛みを処理させない。
　鼻が｜潰《つぶ》れていても、顔面が血まみれでも、止まらない。

　もう一方の男がダニーの背後から迫っていた。

「ダニー！　後ろ！」

「分かってる！！」

　ダニーが地面に転がった。
　後ろの男の腕が空振りする。
　ダニーが立ち上がりながら、前の男の｜膝《ひざ》の裏に強烈な｜蹴《け》りを叩き込んだ。

　――ドン！

「ぐっ——！」

　強化された体でも、｜膝《ひざ》の関節には限界がある。
　前方に折れるように崩れた。
　しかし、立ち直りが早い。
　後ろの男が再び迫る。

　その時、工場の扉が吹き飛んだ。
　ロンが飛び出してきたの...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第30話　廃工場での戦い - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39984</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 23:42:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　マティアスが前方を、ダニーが後方を見る。
　カルロスの護衛4人が、銃をこちらに向けながら間合いを詰めてくる。

「タイロン！」

「分かってる！」

　――パァン！

　タイロンの狙撃が、護衛の1人の右肩を貫いた。
　肩口から血が吹き出す。布が裂け、肉が抉れる音が鳴る。
　だが、肉体強化されているため倒れない。
　しかし、右肩を銃で撃たれた衝撃で、護衛の銃口がそれた。

　その一瞬の隙をついてマティアスが走った。
　護衛との距離を一気に詰める。
　1人目の護衛が銃を向け直すが、マティアスはそれよりも速く、護衛の腕の外側に滑り込んだ。
　銃を持つ手首を下から弾き上げる。

　――カァン！

　銃声が上空に向いた。
　マティアスはそのまま男の銃を持つ腕を取り、｜肘《ひじ》関節を逆方向に一気に押し込んだ。

　――ゴキィッ！！

「ぐっ——！！」

　｜肘《ひじ》が折れた。
　関節が限界方向に...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第29話　偽りの会談 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39983</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 23:23:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　約束の日の夜。
　指定された場所は、スラムの南側にある廃工場地帯だった。
　広い敷地の中に、巨大な廃工場が3棟並んでいる。
　その中央の開けた広場に来た。

　ダニーが言った。

「ここを指定してきた時点で、ほぼ確実に罠だ。広い敷地で複数の建物がある。包囲するには最適な場所だ」

「ああ」

　マティアスが地図を見ながら言った。

「包囲されることは分かっている。だから逆にこちらが先に建物に入り込む。ロン、カイ、頼んだぞ」

「俺たちが先回りするということか」

　ロンが言った。

「そうだ。会談が始まる前に、お前たちが工場の建物に潜り込んでくれ。伏兵を確認して、先に排除する。そして、包囲を逆手に取る」

「分かった」

「タイロンは狙撃位置を確保しろ。一番高い建物の屋根だ」

「了解だ」

「デマーカスは外で待機。私たちの退路を常に確保しておいてくれ」

「……了解だ。俺は外からのカバ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第28話　再びチャイナタウンへ - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39982</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 23:12:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　その夜、マティアスとダニーはチャイナタウンへ向かった。
　2人で来るのはストリートファイトの夜以来だった。
　あの夜は賑やかだった。
　｜提灯《ちょうちん》の明かり。屋台の匂い。観客の歓声。

　しかし今夜は違う。用事は頼みごとだ。
　チェン兄弟の道場は、路地の奥の細い建物だった。
　外壁はくすんでいるが、入口の両脇に赤い｜提灯《ちょうちん》が下がっていた。
　明かりがついている。まだ起きているということだ。

　ダニーが戸を叩いた。
　しばらくして、カイが顔を出した。

「……ダニーか。マティアスも。こんな夜中に何の用だ？」

「頼みがある。ロンも一緒に聞いてくれないか」

「ああ、分かった。入れ」

　カイが2人を中に入れた。

　建物の奥に板張りの稽古場があった。
　古い木の匂いがする。
　壁に武器が並んでいる。

　ロンが中央に立っていた。
　夜中でも修行をしていたらしい。
　｜...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第27話　嘘の中立 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39981</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 22:41:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　タイラスの埋葬から1週間が経った。
　ブラッドハウンズのアジトに奇妙な来客があった。
　見張りの男、トレイが走り込んでくる。

「ダニー、外に使者が来てる。レッドバイパーズのマークをつけてる奴だ」

　ダニーの目が鋭くなった。

「レッドバイパーズ……」

　マティアスが武器に手をかけた。

「何人だ？」

「1人だ。武器は持ってないっぽい。白旗みたいなもんを持ってる」

「……通せ。ただし、俺とマティアスとタイロンで対応する。他は距離を取れ」

「了解」

　数分後、細身のヒスパニック系の若い男がアジトに入ってきた。
　20代前半。赤い色のバンダナを首に巻いている。レッドバイパーズの証だ。
　両手は空で、確かに武器は持っていない。
　そして、目が泳いでいた。

（緊張している。いや……後ろめたい、という目だ）

　マティアスは静かにその男を観察した。

「ダニー・ウィリアムズに話がある...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第22話　強化人間の脅威 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39915</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:26:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　大通りの戦闘は激しさを増していた。
　マティアスが戻ると状況は悪化していた。

　ブラッドハウンズ側は、スカッドと3人の協力者が既に倒れていた。
　残るは、ダニー、タイロン、デマーカス、マティアスを含む10人。

　対するシャドウクルーは、まだ30人以上いる。
　しかし、最初の奇襲と罠で、強化された男たちを10人以上仕留めていた。

「マティアス！」

　ダニーが叫んだ。｜瓦礫《がれき》の陰からだ。
　右肩から血が出ている。

「怪我は！？」

「かすり傷だ！　問題ない！　後方に回り込もうとしている奴らがいる！　タイロンがやられそうだ！」

　マティアスはビルを見上げた。
　廃ビルの3階。タイロンの狙撃位置。
　そこに、強化された男が2人、ビルの外壁をよじ登っていた。
　普通の人間ではあり得ない速度で。

「タイロン！　後ろから来ているぞ！」

「分かってる！」

　タイロンの声が降って...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第23話　タイラスとの対峙 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39916</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:26:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　戦闘は1時間以上続いた。
　シャドウクルーの人数が徐々に減っていった。
　強化された男たちが特に厄介だったが、マティアスが頭部への2発原則を徹底させた結果、仕留めることができた。

　ブラッドハウンズ側の生存者は、ダニー、マティアス、タイロン、デマーカスを含む10人。
　対するシャドウクルーは、10人ほどに減っていた。
　数の差は逆転しつつあった。
　残るシャドウクルーの男たちが後退していく。

「逃げるぞ！」
「もうだめだ！」

　しかし、後退する彼らの中に、1人だけ動かない男がいた。
　シャドウクルーのリーダー、タイラスだ。
　彼は仲間が逃げていく中で、1人大通りの中央に立っていた。

「タイラス！　逃げろ！」

　部下が呼んでいる。

「……俺は逃げない」

　タイラスが静かに言った。

「お前たちは行け」

「でも……」

「命令だ」

　部下たちが逃げていく。
　大通りには——...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第24話　ネクサスの目的 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39917</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:26:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　戦闘が終わった。
　大通りには死体が散乱していた。
　シャドウクルーの男たちが20人以上。
　ブラッドハウンズ側も、スカッドと協力者4人。
　血の臭い。｜硝煙《しょうえん》の臭い。

　マティアスはタイラスを｜縛《しば》り上げながら、周囲を確認した。
　デマーカスは地面に倒れたまま、起き上がれずにいた。

「デマーカス！」

　ダニーが｜駆《か》け寄った。

「デマーカス、しっかりしろ！」

「……生きてる」

　デマーカスがかすれた声で言った。

「背中が痛い。｜肋骨《ろっこつ》がいくつか……いってぇな」

「動くな。運ぶ」

「眼鏡が……」

「後で探す。今は動くな」

　タイロンが廃ビルから降りてきた。無傷だ。

「全員の確認を頼む」

「ああ」

　タイロンが静かに動き出した。
　マティアスはタイラスの縛りを確認してから立ち上がった。そして、体の状態を確認する。

　｜頬《ほお》...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第26話　タイラスの最期 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39919</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:26:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌朝。アジトの一室。
　拘束を解かれたタイラスが地面に座っていた。
　食料と水は運ばれていたが、今朝は手をつけていなかった。

　腹部を両手で押さえている。
　顔色が昨日より悪い。
　呼吸がわずかに乱れている。

　デマーカスが報告しに来た。

「マティアス。タイラスの体内の装置が反応を始めている」

「……」

「俺の解析では、ネクサスが遠隔で何らかの信号を送っている可能性が高い。昨夜から周波数が変化していた」

「自爆装置の起動か」

「ほぼ間違いない。タイラスもそれは分かっているはずだ」

　マティアスは立ち上がった。

「ダニーに伝えたか？」

「今、話している」

　マティアスはタイラスのいる部屋へ向かった。
　ドアを開けると、ダニーが床に座ってタイラスの隣にいた。
　2人は何かを話していた。静かに、低い声で。

　マティアスが入ると、ダニーが顔を上げた。
　タニーの目が赤い。...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第25話　尋問を終えて - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39918</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:26:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　しばらくした後、ダニーが静かに言った。

「……他にネクサスについて、教えてくれることはあるか？」

「この地区の次の責任者の名前を教えよう。俺の後釜として来るはずだ。名前はカーバー。ネクサスの現地工作員だ。気をつけろ」

「カーバー、か」

「ああ。そいつが来る前に、できるだけ情報を集めて逃げた方がいい。ネクサスは本格的にこのスラムを掌握しようとしている。お前たちが邪魔だと分かった以上、次は今夜以上の戦力を送り込んでくるはずだ」

「……分かった。ありがとう、タイラス」

　ダニーが立ち上がった。

「俺から、一つ聞いていいか？」

「何だ」

「お前は、ネクサスに来る前、どんな人間だったんだ？」

　タイラスが少し間を置いた。

「……普通の男だった。スラムで生まれて、仲間と一緒に生き延びようとしていた。お前と同じだ」

「そうか」

「違いは……お前はブラッドハウンズを作り、守り続...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第19話　戦闘前の準備 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39912</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:25:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　チャイナタウンから戻った翌朝。
　スラムの東側に、奇妙な静けさが｜漂《ただよ》っていた。
　普段は人通りのある大通りから、物売りの声が消えている。
　路地裏で遊んでいるはずの子供たちの姿も見えない。
　マティアスはアジトの屋根の上で、その変化を感じていた。

　スラムが静かになる時は、二つに一つだ。
　嵐の後か、嵐の前か。
　昨夜は何もなかった。つまり——

（嵐の前だ）

　マティアスはゆっくりと辺りを見回した。
　朝の光が廃墟を照らしている。
　｜錆《さ》びた鉄骨。｜崩《くず》れたコンクリート。枯れた草。
　しかし、その静けさの中に、ある緊張がある。いつもと空気が違う。

　市民たちが引っ込んでいる。
　何かを知っている者たちが、身を隠している。

「マティアス」

　下から声がした。
　デマーカスだ。眼鏡の奥の目が、珍しく険しい。

「降りてくれ。話がある」

　マティアスは屋根か...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第20話　シャドウクルーの襲撃 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39913</link>
      <pubDate>Mon, 06 Apr 2026 12:25:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルド系バイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。</description>
      <content:encoded><![CDATA[　夜になった。
　アジトに戻ると、ダニーが全員を集めていた。

　14人の顔。それぞれの表情。
　怖い顔もある。
　覚悟した顔もある。
　若い顔もある。

「みんな、聞いてくれ」

　ダニーが言った。

「今夜、シャドウクルーが、俺たちの縄張りを潰しに来る」

　誰も驚かない。全員が知っているからだ。

「勝てると約束はできない。正直に言う。奴らの方が人数も多く、装備も良い。でも、俺たちには地の利がある。罠の準備もした。そして——仲間がいる」

「ダニー、やるぞ」

　誰かが言った。

「俺も」
「逃げる気はない」

　メンバーたちが次々と口を開く。

「みんな、ありがとう」

　ダニーがうなづいた。

「マティアス、最後に何かあるか？」

　全員の視線がマティアスに集まった。
　マティアスは少し考えた。

「一つだけ言う。肉体強化された敵は、普通の人間より頑丈だ。頭か首を狙え。他の部位は...]]></content:encoded>
    </item>
  </channel>
</rss>
