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    <title>アサシンの本棚</title>
    <link>https://assassin.kashi-hondana.com</link>
    <description>アサシンの本棚・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 アサシン工房.</copyright>
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    <item>
      <title>第50話　仲間たちと共に - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40306</link>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 23:30:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　夜が更けた。
　飲んで話して、気づけば深夜だった。
　落ち着いた頃合いに、マティアスが言った。

「全員に話がある」

　静かで真剣な声だった。
　全員が耳を傾けた。

「これから、ネクサスとの本格的な戦いが始まる」

「……」

「私はハンニバルと共に、軍の組織と動いてきた。ネクサスに対抗するためにな。装備も情報も人員も、このスラムで戦ってきた規模とは次元が違う」

「ネクサスと正面からぶつかれる組織か？」

「そうだ。カーバーの証言もある。デマーカスのデータもある。それが全て｜揃《そろ》って、本部への作戦が動き始める」

「……」

「ダニー、デマーカス、タイロン」

　マティアスが3人を見た。

「お前たちに来てほしい。私たちの組織の一員として、一緒に戦ってくれないか」

　長い沈黙。
　ハンニバルが続けた。

「待遇はちゃんとする。報酬も出る。それに、俺とマティアスがいれば怖いも...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第49話　帰還、そして再会 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40305</link>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 23:29:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　2年が経った。
　スラムは良い意味で変わっていた。
　ブラッドハウンズの縄張りの中に、小さな市場が生まれていた。

　食料を売る屋台。
　日用品を直す修理屋。
　子供が遊んでいる。

　レッドバイパーズとブラッドハウンズが統合されたわけではないが、東側と南側が連携して動いている。

　チャイナタウンとの繋がりも続いていた。
　ロンの情報網とデマーカスの分析が組み合わさり、スラム全体に情報が流れる仕組みができていた。

　ネクサスはこの2年間、スラムを狙わなかった。
　カーバーの証言が功を奏したのかもしれない。
　それとも、別の理由があるのかもしれない。
　デマーカスは「油断するな」と言い続けていたが、今のところ静かだった。

　ダニーは23歳になっていた。
　ドレッドヘアは相変わらず。
　体つきは2年前よりがっしりしていた。
　顔には新しい傷跡が増えていた。

　アジトの屋上で、ダニーは...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第48話　スラムを背負う男たちへ - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40304</link>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 23:29:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌朝。
　マティアスは出発前に、3人の男に会いに行った。

　1人目は、カルロスだった。
　アジトの向かいの仮住処。
　カルロスは娘2人と一緒に朝食を食べていた。
　マティアスが顔を出すと、カルロスが立ち上がった。

「……出るのか」

「今夜だ」

「そうか」

　カルロスが少し考えた。

「俺に、何か言いに来たか？」

「いつか、ダニーがスラムを出た後、このスラムの東側はお前が守ってくれ」

「……ダニーも出るのか？」

「今はまだ分からない。だが、お前はここに残る。そうだろう？」

「俺には家族がいる。ここを離れるつもりはない」

「ならば、ダニーが出た時、お前がこのスラムを引き継いでくれ。ブラッドハウンズを、お前が率いてくれ」

　カルロスがしばらく黙った。

「……俺に、ダニーの代わりが務まるとは思えない」

「お前のやり方でやればいい。ダニーと同じでなくていい」

「だが……...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第47話　別れの準備 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40303</link>
      <pubDate>Sun, 03 May 2026 23:29:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃病院の戦いから3日が経った。
　全員、まだ傷は完治していない。

　マティアスの左腕の添え木。
　ダニーの巻かれた胸の包帯。
　ロンの｜顎《あご》の縫合跡。
　カイの固定された｜肋骨《ろっこつ》。

　それでも、スラムは動いていた。

　解放した実験体7人のうち、リャンを含む5人が意識を取り戻した。
　残り2人は眠りが深いが、デマーカスいわく「時間の問題だ」とのことだ。

　カーバーは別室で話し続けていた。
　デマーカスが聞き役に座り、全てを書き記していた。

　ネクサスの組織図。
　本部の場所。
　幹部の名前。
　計画の進捗。

　10年分の情報が、少しずつ形になっていった。
　マティアスはその作業を遠くから見ていた。

「……カーバーは、まだ話しているか？」

「ああ」

　タイロンが答えた。

「裏切りか、それとも本気か……」

「……本気だと思う」

　タイロンが珍しく、自分の...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第46話　タオ爺のもとへ - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40176</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:52:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　チャイナタウンに着いたのは、夜明け直前だった。
　路地は静かだった。まだ誰も起きていない。

　タオ爺の平屋の前に立った。
　ダニーが戸を叩いた。

「タオ爺。ダニーだ。知らせがある」

　しばらくしてドアが開いた。
　タオ爺が顔を出した。
　おそらく、ずっと眠れていなかったのだろう。

「……来てくれたか」

「ああ」

　タオ爺の目がマティアスを見た。

「リャンは……」

「生きている」

　マティアスが言った。

「……！」

　タオ爺の体が震えた。

「今、スラムのアジトにいる。薬で眠らされていた。目覚めるまで時間がかかるかもしれない。だが、生きている」

「……本当に」

「ロンとカイが｜傍《そば》にいる。今夜、会いに行ける」

　タオ爺が目を閉じた。
　長い沈黙。涙は出なかった。
　タオ爺には涙を出すだけの力が残っていないのかもしれなかった。
　しかし、その顔に何かが戻って...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第45話　廃病院からの脱出 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40175</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:52:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃病院からの脱出に1時間かかった。
　実験体7人を、カルロスが用意した担架で外に運んだ。
　ロンとカイ、ダニーが担架を担いだ。
　全員が傷を負っていたが、痛む身体に鞭打ちながら頑張った。

　カーバーは後ろ手に縛ったまま、タイロンが外で引き取った。

「こいつを運ぶか」

「ああ。動けないなら引きずれ」

「分かった」

　タイロンが無表情でカーバーを引き倒した。
　その時、カーバーが呻いた。

「うぅ……」

　目が覚めていた。意識は戻っている。
　しかし、右肩に銃弾が通っており、動けない。

「タイロン」

　マティアスが言った。

「止血しろ。死なせるな」

「……殺さないのか？」

「まだ使える男だ」

「分かった」

　タイロンがカーバーの肩に無造作に包帯を巻いた。
　その時、カーバーがマティアスを見た。

「……私は……負けたのか」

「ああ」

「私の計算には、仲間の感情が...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第44話　勝利と代償 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40174</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:52:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　最初に体を起こしたのはマティアスだった。
　左腕が悲鳴を上げている。
　背中が燃えるように痛い。
　｜喉《のど》に｜絞《し》め痕がある。

　カーバーが床に倒れていた。
　息はある。意識はない。
　右肩にタイロンの銃弾が貫通している。
　血が床に広がっていた。

　マティアスはカーバーの腕を後ろで縛った。

「……生きているか。全員」

「……なんとか」

　ダニーが床から声を上げた。

「ロン、カイ」

「……息はある」

　ロンが床から答えた。

「カイが｜肋骨《ろっこつ》をやられた可能性がある。立てない」

「デマーカス！」

「ここだ！　無事だ！」

　制御室からデマーカスが走ってきた。

「リャンは……！」

「カイ！　第3実験室に行け」

「いや、私が行く」

　マティアスが立ち上がった。

「……」

　カイが歯を食いしばった。

「頼む」

「ああ」

　マティアスは廊下...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第43話　力を合わせて - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40173</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:51:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廊下の奥で、戦いが続いていた。
　ダニーが壁に手をついて立ち上がった。
　胸の痛みを｜堪《こら》えながら、カーバーを見ていた。

（強すぎる……）

　だが、諦める気はない。
　ダニーは10歳から戦ってきた。
　物心ついた時から、負けながら学んできた。

（マティアスが何かを気づいている。あいつの目が変わった）

　ダニーはマティアスの目を見た。
　いつもの冷静な目ではなかった。
　何かを見つけた時の、集中した目だった。

（あいつを活かす動きをしろ）

　ダニーが走った。

「カーバー！！」

　叫びながら真正面から突進した。
　カーバーが振り向くと、カーバーの首が右に動いた。

（今だ！）

　マティアスは左に動いていた。
　カーバーの計算の死角——右後方に入り込む。

「……！」

　カーバーが気づいた時、マティアスはカーバーの背後にいた。
　右腕でカーバーの右腕を取り、関節を逆方...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第42話　カーバーとの戦い - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40172</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:51:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　カーバーが動く。最初の攻撃が来た。
　その速度はタイラスを上回っていた。
　廊下の端から中央まで、一瞬で距離を縮めた。

　マティアスが横に飛んだ。
　カーバーの手がマティアスの上着の端をかすめた。
　それだけでマティアスの体がよろめいた。

（かすっただけで、この力か……！）

　ダニーが飛びかかった。

「ダニー！」

　左のフック——
　カーバーは頭を半歩動かしてかわした。

　右のアッパー——
　カーバーは一歩後退して外した。
　ダニーのパンチが届かない。

「速い……！」

　カーバーが反撃した。
　右手の｜掌底《しょうてい》がダニーの胸に入った。

　――ドン！！

「ぐっ……！！」

　ダニーが3メートルほど吹き飛んだ。
　壁に叩きつけられ、ずるずると床に落ちる。
　マティアスがカーバーに向かって距離を詰める。

　右の手刀——
　カーバーがそれを受け止めた。
　手と手がぶ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第41話　感情を残した者と、感情を殺した者 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40171</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:51:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[「なっ……！」

「ロックダウンだ！」

　デマーカスが叫んだ。
　モニターの表示が切り替わる。

『LOCKDOWN INITIATED』

「脱出経路が閉鎖された！　地下の全てのドアがロックされている！」

「カーバーか！」

「外部から遠隔で操作されている！　カーバーが施設に戻った！」

　マティアスは冷静に言った。

「タイロン、カーバーの姿が見えるか？」

「……見える。病院の正面入口から入った。1人だ。護衛はいない」

「……1人で来ただと？」

「そうだ」

（……なぜ1人で来た？）

　マティアスは瞬時に考えた。
　カーバーが護衛を連れず、単独で施設に戻った理由を。

（……私たちを一人で片付けるつもりか？）

「デマーカス、ロックダウンを解除できるか？」

「やってみる。タイラスのコードを——」

　デマーカスが操作する。

「……駄目だ。コードが書き換えられている。カー...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第40話　廃病院の探索 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40170</link>
      <pubDate>Sun, 26 Apr 2026 23:51:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　夜の10時を過ぎた頃、マティアス、ダニー、タイロン、デマーカス、カルロス、ロン、カイは廃病院の前に立った。

　スラムの北側。
　4階建ての古い病院は、月明かりの中で黒く立っていた。
　外壁の一面に「NORTH SIDE GENERAL HOSPITAL」という文字の残骸がある。
　かつてはこの地区最大の総合病院だったのだろう。

　今は廃墟の顔をしている。
　しかし、敷地の周囲を囲む金属フェンスは新しかった。
　｜錆《さび》が一つもない。最近張り替えた証拠だ。

　建物の窓は全て板で｜塞《ふさ》がれていた。
　しかし、1階の窓の板の隙間から、かすかな光が｜漏《も》れていた。

（電力が通っている）

　マティアスは確認した。

「全員、準備はいいか」

　ダニーが低い声で言った。

「ああ」
「いつでも」
「問題ない」

　全員の声が返ってきた。

　今夜の布陣。
　マティアス、ダニー...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第38話　夜の情報 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40040</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　その夜、デマーカスがアジトに全員を集めた。

「急いで話す。重要な情報が入った」

　マティアス、ダニー、タイロン、カルロスが集まった。
　デマーカスが手書きのメモを広げた。

「今日の午後、俺の情報源からの連絡があった。カーバーが動いている」

「どういうことだ？」

　ダニーが尋ねた。

「当初、カーバーは本部への報告を遅らせていると俺は読んでいた。だが、そうではなかった」

「早く報告したのか」

「正確には、報告した上で自分で対処すると言い張っているらしい。本部の承認を取る前に、独自に動こうとしている」

「なぜだ？」

「プライドだ」

　マティアスが言った。

「カーバーは計算高い男だが、計算が外れた時は｜焦《あせ》る。今回の失敗を自分で取り返そうとしている。本部に頼れば、自分の能力に疑問符がつく。奴はそれを嫌っている」

「……それは俺たちにとって有利か、不利か？」

「両...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第36話　タイラスの遺した情報 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40038</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　アジトに戻ったのは夕方だった。
　デマーカスが作業台に向かっていた。
　タイラスの証言から得た情報を整理し、さらに独自の情報網を使って肉付けした、手書きのメモが広がっている。
　数字と名前と矢印が書き込まれている。
　マティアスも隣に座った。

「何か分かってきたか？」

「ああ、かなり見えてきた」

　デマーカスが書類を開いた。

「タイラスは死ぬ前に話してくれた。ネクサスの規模、目的、施設の分布——その情報をもとに、俺なりに整理した。全部が正確とは言えないが、おおよその｜輪郭《りんかく》は｜掴《つか》めた」

「規模は？」

「タイラスの話では、全国に10カ所以上の施設がある。俺が独自に調べた限り、少なくとも12カ所の可能性があることが分かった。スラムの施設はその末端の一つだ」

「末端というのは？」

「｜素《・》｜材《・》を集める拠点だ。スラムから人間を集め、基礎的な装置の埋め込...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第37話　カルロスという男 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40039</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌日。
　マティアスはアジトの外の空き地で体を動かしていた。
　毎朝の習慣だ。傭兵として生きてきた間、一日も欠かさなかった。
　体を動かすことは生存のためだ。
　感情ではない。機能の維持だ。
　そう思っていた。

　しかし最近、体を動かしながら、頭が静かになる感覚があった。
　何も考えない時間が、少しだけ好きになっていた。

「……邪魔していいか」

　カルロスの声だ。
　30代前半のヒスパニック系で、レッドバイパーズのリーダーだった男。
　今は、少し｜遠慮《えんりょ》がちな目をしていた。

「構わない」

「俺も体を動かしたくてな。隣でやっていいか？」

「好きにしろ」

　カルロスが隣に立った。
　軽くストレッチをしながら、マティアスの動きを見る。

「お前、強いな。あの戦いの動きを見てたぞ」

「お前は強みが違う。格闘よりも頭で動く。リーダーとしての動き方だ」

「……買いかぶりだ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第39話　ネクサスの全貌 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40041</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:34:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　翌朝。
　ダニー、マティアス、デマーカスの3人が、アジトの作業台を囲んだ。
　デマーカスがタイラスの証言をもとに整理した情報を広げる。

　大量のメモ。
　手書きの図。
　コードや数字が書き込まれた紙。

「全部説明する。時間がかかるが、最後まで聞いてくれ」

「ああ」

「……ネクサス・コーポレーション。設立は戦争中、軍の委託研究機関として発足した。表向きは民間の医療技術開発会社だが、実際は兵器開発を専門にしていた」

　デマーカスが図を指した。

「核戦争後、政府が崩壊したことで、ネクサスは公式の委託先を失った。だが、研究は続けた。むしろ、政府の監視がなくなったことで、制約がなくなった」

「自由に動けるようになったということか」

「そうだ。今のネクサスは、表向きの看板もない。完全な闇の組織として動いている。財源もある」

「どこから？」

「戦争中に｜蓄《たくわ》えた軍の資金と、...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第34話　束の間の静けさ - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40036</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:33:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃工場地帯の戦いから4日が経った。
　スラムは静かすぎるほど静かだ。
　シャドウクルーが崩壊し、レッドバイパーズが中立からブラッドハウンズ側に転じ、カーバーは撤退した。
　少なくとも今この瞬間、外からの脅威は消えていた。

　しかしマティアスは、この静けさを信じていなかった。
　嵐の前の静けさか、嵐の目の中にいるかのどちらかだ。
　どちらにせよ、長くは続かないだろう。
　それでもスラムの住民には、この4日間の休息が必要だった。

　朝、アジトの外に出ると、路地に子供の声がした。
　2人の少女が追いかけっこをしている。
　笑い声が路地に反響する。
　マティアスは立ち止まった。

（子供の笑い声を聞いたのは、いつ以来だろうか）

　戦いのない朝がある。
　ただそれだけのことが、奇妙な重みを持って胸に落ちた。

「マティアス、珍しいな。ぼーっとしてるなんてよ」

　後ろからダニーが来た。
　手...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第35話　タオ爺の話 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/40037</link>
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2026 21:33:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　昼間のチャイナタウンは、いつも通りに動いていた。
　路地の｜提灯《ちょうちん》。屋台の煙。
　老人たちが囲碁を打っている。

　ロンとカイが先に来て待っていた。

「来てくれたか」

「ああ。タオ爺は今日、話せる状態か？」

　ダニーが尋ねる。

「昨日より落ち着いている。ただ、覚悟して聞いてくれ。いい話ではない」

「分かっている」

　ロンが一行を路地の奥へ案内した。
　狭い路地を抜けると、小さな平屋の建物があった。
　外壁に龍の絵が描いてある。
　色は｜褪《あ》せているが、丁寧に描かれた絵だった。

　ロンが戸を叩いた。

「タオ爺、俺だ。ダニーたちを連れてきた」

　しばらくして、ドアが開いた。
　80に近い老人が顔を出した。
　小柄で背が丸まっている。しかし、目は澄んでいた。
　白い眉毛が長く、口元にも白い髭がある。
　老人がマティアスを見た。

「……この人が、金髪の傭兵か」...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第33話　スラムを守る者として - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39987</link>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:30:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　建物の外に出ると、冷たい夜風が吹いていた。
　広場に戻ると、ダニーが待っていた。

「カーバーは？」

「逃がした」

「……良かったのか？」

「今夜は、カルロスの家族の解放と、レッドバイパーズへの干渉停止を取れた。それで十分だ」

　その時、通信機が鳴った。

「ダニー、カイだ。南のアパートを確保した。カルロスの家族は無事だ」

「よかった！」

「カーバーの部下は？」

「2人いた。デマーカスが機転を利かせて、カルロスが命令を下したという芝居をさせた。それで｜騙《だま》せた」

「デマーカス、よくやった！」

「……命懸けの芝居だったがな」

　デマーカスの声がした。

「怪我はないか？」

「ない。ロンが傍にいてくれたから」

「そうか。全員、集合地点に向かえ。確認を取る」

　廃工場地帯の外。全員が集まった。
　ダニー、マティアス、タイロン、デマーカス、ロン、カイ、そして――カ...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第32話　カーバーの影 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39986</link>
      <pubDate>Mon, 13 Apr 2026 00:19:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　廃工場地帯の北側。
　古い事務棟が残っていた。
　2階建ての、外壁が半分崩れた建物。

　マティアスはその建物の周囲を音もなく歩いた。
　2階の窓に、わずかな光がある。
　懐中電灯の光だ。誰かがいる。

（カーバーか、それとも別の伏兵か）

　マティアスは建物の裏に回り込んだ。
　裏口がある。扉は古い木製だ。
　鍵がかかっているが、マティアスはナイフを隙間に差し込んだ。
　少し力をかけると、錆びた蝶番が｜軋《きし》む音がした。

　マティアスは動きを止めた。
　上の階に、人の動く気配がある。

（気づかれたか）

　マティアスは音を殺してドアを開け、中に入る。
　1階は暗い。廃材が散乱している。
　階段が見えた。一段一段、体重を分散して上がる。
　｜軋《きし》み音を出さないように。

　2階の廊下に出た。
　突き当たりの部屋に光がある。そこに人がいる。

　マティアスは銃を構えながら廊下...]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>第31話　カルロスの真意 - マーセナリー・ブラッド　－傭兵とギャングの契約－</title>
      <link>https://assassin.kashi-hondana.com/author/page/3000/section/39985</link>
      <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 23:49:00 +0900</pubDate>
      <description>199X年。核戦争で荒廃したアメリカ。法も秩序も失われたスラム街。
そのスラムの路地裏に、一人の男が倒れていた。
マティアス・マッカーサー。貴族の家に生まれながら、戦争で全てを失い、感情を殺して生きてきた傭兵。
路地裏で瀕死で倒れていたマティアスを拾ったのは、ギャング集団「ブラッドハウンズ」のリーダー、ダニー・ウィリアムズだった。
打算でマティアスを拾い上げたダニーは、その実力を見抜き、彼を傭兵として雇う。
マティアスもまた、金のためだけにダニーと契約を結んだ。
仲間ではない。ただの契約関係だ。しかし、血と硝煙にまみれた日々の中で、2人の間には確かな何かが生まれていく。

さらに浮かび上がるのは、スラムを影で操る謎の組織の影。
マティアスとダニーは否応なく、その巨大な闇へと引き込まれていく。
孤独な傭兵と、仲間想いのギャング。二人の男が出会い、戦い、そして変わっていく。
ハードボイルドバイオレンスアクション。

※格闘・銃撃・残虐描写を含みます。
挿絵：むらさきつつじ様</description>
      <content:encoded><![CDATA[　ダニーは、2人の強化された男と戦っていた。
　ダニーのボクシングのパンチが、男の顔面に連続して入っていた。

　左ジャブ、右ストレート——
　男の鼻が｜潰《つぶ》れ、血が｜溢《あふ》れた。
　しかし男は止まらない。
　強化された神経系が痛みを処理させない。
　鼻が｜潰《つぶ》れていても、顔面が血まみれでも、止まらない。

　もう一方の男がダニーの背後から迫っていた。

「ダニー！　後ろ！」

「分かってる！！」

　ダニーが地面に転がった。
　後ろの男の腕が空振りする。
　ダニーが立ち上がりながら、前の男の｜膝《ひざ》の裏に強烈な｜蹴《け》りを叩き込んだ。

　――ドン！

「ぐっ——！」

　強化された体でも、｜膝《ひざ》の関節には限界がある。
　前方に折れるように崩れた。
　しかし、立ち直りが早い。
　後ろの男が再び迫る。

　その時、工場の扉が吹き飛んだ。
　ロンが飛び出してきたの...]]></content:encoded>
    </item>
  </channel>
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